純正トナーの方が良い場合は?
これまで、リサイクルトナーのメリットやおすすめの理由などを数多く紹介してきました。
しかし、どんな状況でもリサイクルトナーがおすすめ、というわけはありません。
リサイクルトナーの特性を考慮した上で、
純正トナーを使用した方が良い場合をまとめました。
リサイクルトナーを導入される前に一度、ご検討ください。
以下に当てはまる方には、純正トナーのご使用をおすすめしております。
・メーカーと保守契約をしている。
・印刷された文字等に精密度を求める。
メーカーと保守契約をしている場合。
メーカーと保守契約をしており、純正トナーを使用していることが前提となっている場合は、リサイクルトナーを使用した上で不具合、故障が起きた場合、保証などのサービスを受けられなくなる場合があります。
メーカーの保守サービスは、メーカーが推奨する消耗品を使用してくださいという、条件がついていることが殆どです。
リサイクルトナーはメーカーが推奨する消耗品ではないため、
この場合の使用をおすすめできません。
各メーカーの「保守サービス定期用範囲外について」に該当する項目を確認されることをおすすめします。
印刷された文字等に美しさを求める場合。
チラシ・リーフレットなどのイメージが大切な広告物の印刷には、実はリサイクルトナーは向いていません。
リサイクルトナーは純正トナーと比べて、色に違いがあったり、少し薄く出たりするなど、
印刷品質の美しさはどうしても純正トナーには劣ります。
そのため、少しの色の違いや仕上がりを美しく表現することを求められる場合は、
純正トナーのご使用をおすすめしています。
しかし、色の美しさや表現の違いを重視しない、日々の業務で使用される書類に関しては、
リサイクルトナーをおすすめしています。
請求書や納品書のように、形式が決まった書類に関してはリサイクルトナーでも十分に実力を発揮できます。
日々の業務の中で印刷される書類の多くが、モノクロで印刷されているといっても過言ではない昨今、その多くを占めるモノクロ印刷だけをリサイクルトナーに変えるという手段もあります。
リサイクルトナーと純正トナー、用途に合わせて使い分けるという選択肢もあります。
プリンターという機器は、紙に続いてトナーもサプライ商品の中では、
費用がかさみがちな部分です。
可能な範囲で、コストを抑えたご利用をご検討ください。
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