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紙の表裏について

画用紙や折り紙などでは意識することが多い、紙の裏表。
よく売られている印刷用紙などの一般的な紙の裏表は区別がつきづらいものです。
この一般的な紙の裏表の区別の方法についてまとめました。


その1 触ってみる

指で触ってみて「つるつる、すべすべ、なめらか」な感じのする方が表です。
これはよく、学校などで画用紙の裏表を見分ける時に使われる方法です。
一般の紙でも、表裏で触感が違うことはあり、この方法で見分けることができる場合もあります。


その2 1円玉でこする

紙の表と裏をそれぞれ一円玉の縁でこすってみて、濃い目の色がついた方が表側という方法です。
この方法は、原紙の填料(灰分)が裏面よりも表面の方に多いため、濃い跡がつくという現象を利用した方法です。
そのため、填料を含まない紙には適さない方法です。


その3 紙の包装紙の「糊づけ面」をみる。

紙が梱包されている包装紙によって、紙の表裏がわかる場合があります。
PC用紙や上質紙のように、一枚の包装紙に包まれて糊付けで止められた包装の場合、「糊づけしてある部分に接している面」が表になっていることが多くあります。
使い初めには中央の糊付け部分から開封して用紙を出すことが多いと思いますが、そこで出ている面が、表になっていることがあります。


現在は、技術の進歩で裏も表もそれほど変わらず使用できるため、あまり意識する必要はありません。



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