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顔料インクと染料インクの違いについて

インクジェットプリンターで使用できるインクには、顔料インクと染料インクの二種類があります。
それぞれ写真の印刷が得意だったり、文章の印刷が得意だったりと、特徴があります。


この、顔料インクと染料インクの違いについてまとめました。


顔料インクについて

顔料インクの特徴としてあげられるのは、粘度が高さです。
インクの粒子が用紙にしっかりと定着するので、染み込んで広がりニジミになることが少ないという特長があります。
そのため、高階調・高精細に色を再現できます。


しかし、紙に染み込むまで時間がかかるというデメリットもあります。
光沢紙など相性の悪い紙になると、インクが定着して乾くまで数十分かかることもあります。


染料インクについて

染料インクは、顔料インクと異なり、粘度が低いという特徴があります。
そのため、用紙にすっと染み込み、早く乾くという特徴があります。


インクが用紙の内部に染み込むことで着色するため、発色がよく鮮やかに仕上がります。
光沢紙と相性が良いです。


しかし、用紙によっては、インクが広がり、滲んでしまうことがあります。



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