プリンターのキャリブレーションとは
プリンターのカラー印刷で色が思ったように表現されない場合、キャリブレーションという機能を使うことで、色を調整することができます。
モニター画面の色と、実際に印刷した実物に差があるのは、ある程度仕方がないことですが、あまりに違いすぎるのは困りものです。
そんな時に役立つ、プリンターのキャリブレーションについてまとめました。
プリンターのキャリブレーションとは
パソコンのモニターの色と、印刷で出た色が違うのは一般的によく知られており、ある程度は仕方のないことです。
モニターで表示されている画像は常に光が当たっており、また紙に印刷された画像は、インクが紙に染み込んでおり、光の当たり方もモニターとはまったく異なります。
このため、パソコンの鮮やかな色をイメージして印刷すると出来上がった印刷物が少しくすんで見えてしまいます。
その違いがある上で、できるだけ色を調整し、より美しく表現するようにするのがプリンターのキャリブレーションです。
プリンター以外にもディスプレイやスキャナーにもこの機能があります。
キャリブレーションのやり方
使用するには、プリンターの設定画面のユーティリティー内にキャリブレーションがあります。
実行するなどを選択するとキャリブレーションを実行します。
ただし、頻繁に行うと、インクの寿命が短くなりインクヘッドにも負担になります。
また、実行する際にはインク残量、用紙が入っているかを確認してから行なうようにしてください。
(残量がないとエラーが起きることがあります。)
キャリブレーションにかかる時間の目安は1分です。
キャリブレーション用のソフトとは
プリンターに付加されている機能では物足りない場合、もっとプロ仕様のものが良い場合は、専用のソフトを購入する方法があります。
2万円近くと、かなり高価で、使いこなすにはカラーに関する知識も必要になります。
それでも、より思い通りの色を表現したい場合は、専用のソフトを探すという選択もあります。
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